経営理念策定・浸透

経営環境が激変する状況においては、従業員が自律的に行動することが求められます。
 従業員が自律的に行動しつつ、組織として一体化した取り組みとなるためには、従業員が共通の価値観を持っていることが必要です。
 その共通の価値観を具体化したものが、経営理念です。経営理念には、組織の使命(ミッション)、組織の価値観(バリュー)、組織の存在意義(ビジョン)を含むことが重要になります。
 従業員が自然に経営理念に沿った活動を行なうためには、幹部が従業員に経営理念を浸透することが重要になります。
従業員が「腹落ちする」経営理念の策定から、従業員への浸透まで一貫して支援いたします。 

経営戦略策定・戦術展開

戦略の策定には、経営理念に基づき、顧客像を明確にすることがスタートとなります。顧客は、既存顧客と潜在顧客に分けることが必要です。
 今後の経営環境の変化を踏まえ、どのような顧客に、組織の独自の価値をどのように提供していくかを戦略とし具体化し、戦術へと展開します。戦術は、一貫性(縦軸)と整合性(横軸)の確保が必要となります。
 戦略推進の過程では、最前線の従業員からの情報を適時に把握することから獲得した知見を新たな戦略へと反映する仕組みが不可欠です。
 戦略を具体化し戦術へと展開するとともに、獲得した知見を新たな戦略へと反映する仕組み作りまで、一貫して支援いたします。  

情報化戦略策定・推進

経営課題の解決には、情報システムの活用が欠かせません。情報システムは陳腐化のスピードが速いため定期的な更新が必要となります。
 残念ながら、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの流行に惑わされ、無駄な投資となる例を散見します。情報化戦略を策定することにより、情報システムを計画的に導入し利便性を享受するとともに、毎年の情報化投資額を平準化することが可能となります。
 情報化戦略では、技術に関する「目利き」に加え、将来の切替容易性やランニングコストなども考慮する必要があります。
 情報化戦略策定から「いまどき」の情報システム活用による経営課題の解決まで一貫して支援いたします。

事業承継

経営者は、日々の業務に追われるため、事業承継は「後回し」になりがちです。
  事業承継は、資産(株式や土地・建物など)の承継と捉えている方が多いですが、「人」・「知的資産」の承継も必要です。
 「人」の承継においては、経営にあたる後継者が経営を引き継ぐ覚悟を持つことと、経営していくための計画的な育成が必要となります。
「知的資産」とは、経営理念・長年培った信用・技術力など目に見えない(形がない)資産であり、承継には長い時間を要します。
また、承継後の組織の発展のため「組織の磨き上げ」が必要となります。
事業承継の意思決定から事業承継計画策定、組織の磨き上げまで一貫して支援いたします。

製造現場改善

製造現場の改善は、物の流れと情報の流れの両面から現状を把握することがスタートとなります。
 物の流れの確認ポイントは、作業標準、工程間の滞留品、外段取り、治工具管理、作業環境の整理整頓(5S)などが挙げられます。
 情報の流れの確認ポイントは、物と情報の整合性、計画の平準化、ライン状況(稼働率、進捗率、歩留まり)の見える化などが挙げられます。
 「確認結果」を整理し、現場における、「物の流れ」と「情報の流れ」の課題とそれぞれの課題の関連性を「見える化」します。
表面の課題(見えている課題)の奥に潜む真の課題を明確にし、課題解決に向け、改善計画を策定し、貴社に寄り添って支援します。